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【成長期に潜む罠。『膝が痛い』は一大事?!】 | 京都市西京区で肩こり、腰痛整体、交通事故むち打ち治療、また産後骨盤矯正を受けるなら洛西中央整骨院へ!

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【成長期に潜む罠。『膝が痛い』は一大事?!】

2022.06.06 | Category: 未分類

皆さんこんにちは、洛西中央整骨院です。

新学期が始まり約二ヶ月弱になりますが、新しく挑戦したことはありますか??

学生さんの中には今までしてこなかったスポーツを本格的に始めるきっかけになるのがこの時期!!

 

新しく挑戦してるときの怪我ほど辛いものはないです。あなたや周りの人は大丈夫ですか!?

最後にチェックリストがあるので是非自分や周りの人が当てはまってないか確認してください☆

 

 

 

なぜ膝が痛い?なりやすいスポーツとその対策

 

皆さんの中には一度は聞いたことがある方もいらっしゃる  オスグッドㆍシュラッター病。

これは成長が盛んな小児期にスポーツ活動などによって膝の靭帯の付着部である膝下の骨に痛みや腫れが出てくるものです。

 

だいたい10歳~15歳の男子に多く、サッカーやバレーボール、バスケットボール、陸上競技、野球等の選手に認められる傾向があり 20%~30%は両側性発症つまり両足になってしまう確率です。

ただ、オスグッドㆍシュラッター病は厳密に言えば骨端症ではなく成長痛の1つです。

 

何故オスグッドㆍシュラッター病になるのか…

 

その1つの原因として骨の成長の著しい時期で身長がグンッ!!と伸びる時期に多く見られるという事です。

この時に骨は急成長しますが、筋や腱などの軟部組織は同じ様には成長しないので、相対的に固い体になってしまう時期でもあります。

その為大腿四頭筋(太ももの前の筋肉)の柔軟性が低下し膝蓋靭帯(お皿の下についてる膝の靭帯)の付着部の膝下の骨に負担がかかり痛みに繋がってしまいます。

 

また、ジャンプ、キック、ランニングなどで太ももの筋肉が膝下の骨を引っ張ってしまい未熟な柔らかい成長期の骨に炎症を起こしてしまいます。

この痛みはもしかしてオスグッドㆍシュラッター病!?と思った方!さっそくチェックしていきましょう!!

 

 

 

誰でも簡単♪オスグッド チェックリスト

 

  • 膝下(お皿の下)の骨に腫れ、軽く押したときに痛みがあるか
  • スポーツ等の運動時の痛みが進行すると歩いても痛みが出てくるか
  • 日常生活動作(正座、立て膝)での痛みを感じるか
  • 初期では朝起きた時の痛みがあるが、歩いたり軽い運動したりすると血行が良くなり痛みがなくなることがある

 

※その為つい運動をしてしまい徐々に悪化してしまう事になるので注意が必要です

以上が症状のチェックリストですが、当てはまるものはありましたか!?基本的には保存療法が原則ではあります。

 

 

 

治療方法~スポーツ活動〜  として

①急性期の痛みが著明である時 運動後にはアイシングをする。

②スポーツ活動の抑制をする

(日常生活動作で痛みはあるが支障がない程度であれば運動量の減少を。 日常生活動作で痛みがあり不便さが出てる場合は約二週間程運動の中止を)

③温熱療法、大腿四頭筋のストレッチングや筋力強化訓練

④筋緊張の強い大腿四頭筋に対してマッサージや鍼などの施術

⑤症状が改善すれば十分なウォーミングアップ後サポーターを着用してのスポーツ活動再開

⑥スポーツ後には必ずクールダウンとしてアイシングやストレッチを入れる

このような形でみていく必要があります。

 

 

10歳~15歳のこのような若い時期に体のケアの知識を学ぶ機会は少なく、学校のスポーツ活動でもクールダウンなどの時間が設けられている所は少なく 若いうちから怪我が当たり前の習慣がついている事が多いです。そのため、指導者を含めトレーナーや保護者など大人のサポートが必須になってきます。

 

(←当院ではテーピングなどでの処置も行っております)

 

 

 

大人になれば自然と痛みは治まるの、、、?

 

ただ、オスグット・シュラッター病は身長が伸びなくなる18歳頃には自然に痛みはなくなるので心配はいりません。

スポーツをしてる人は 痛みによってパフォーマンスの低下や痛みをかばいフォームバランスが崩れ他の所の怪我に繋がる事もあります。したがって、痛みは早めに改善方向へアプローチしていく事をおすすめします。

(痛みが長期間続いた場合は骨が盛り上がったまま治癒になる為、大人になっても正座や立て膝が辛い場面はあります)

 

実際、学生さんで膝の痛みで来られた方がこのオスグット・シュラッター病になられ、走るのが痛いと言う事を訴えられていました。

学校の休み時間や学校終わりのランニングなどでも、痛みがあるとのこと。状態をみてみると歩くのは痛みがなく、走った時の特に踏ん張ったら痛みが強いとの事でした。

検査結果、大腿四頭筋部の緊張が強く膝蓋部(膝のお皿)を必要以上に引っ張ってることで痛みが強く出ている状態。

大腿四頭筋のストレッチをメインで行い、超音波の治療なども取り入れ セルフケアの指導、実践も行いました。結果、 「運動をしながらでもしっかり痛みは改善されました!もう痛みなく走れる」という事で卒業されていきました。

運動したらストレッチを行うクセを保護者さんがしっかり管理し、運動後や1日の終わりに声掛けもしておられた為 、この学生さんは痛みが長引かずに改善されたんだと思います。

(←原因を特定し、一人一人に合わせたアドバイスを行います)

 

 

痛みは我慢してたらマシにはなるかもしれないですが根本的な改善にはなりません。

痛みでお困りでしたら当院までお気軽にご相談ください(^-^)

 

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