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【肘が痛い……】スポーツができなくなる前に。テニス肘、ゴルフ肘はこう対処しよう!

2022.12.07 | Category: 未分類

本当の意味を知っていますか!?

〈テニス肘、ゴルフ肘とはなんですか?〉と聞かれ、あなたはどのようにお答えしますか?

 

「テニスをやっている時に肘を痛めること!」

「ゴルフのスイング時に肘に痛みが走ること!」

もしかしたら、このような回答が出てくるかもしれませんね。

 

 

実は、テニス肘やゴルフ肘というのは『肘関節の外側に痛みと熱感がある症状』です。

 

テニスのバックハンドやゴルフの運動で生じやすい為、それぞれ ”テニス肘”、”ゴルフ肘”と言われています。

日常生活でも炎症を起こしやすい部分であるので overuse(使いすぎ)によるものでもあります。

好発する年齢は40代。

スポーツ以外では、手作業を強いられる職業の方や肘、手を酷使する主婦層に多く認められます。

 

 

要注意!? 肘の痛み ─ 原因と症状 ─

 

 

手首を反らす腕の筋肉、腱の損傷や炎症と考えられています。

テニスの場合、特にバックハンドではボールを打つたびに手首の関節や手首を反らす筋肉、腱に過度な負担がかかる為、炎症を起こしやすくなります。

 

 

 

どんな症状!?

 

以下が、よく見られる症状です。

 

 

  • 肘関節の外側部分に痛みと押さえた時の痛み、熱感がある
  • テニスの場合、肘から腕にかけての痛みでラケットを握ることが難しくなる
  • タオルを絞る動きで痛みが生じる
  • 車のドアを開けるなどの動作が難しい
  • 力を入れると痛みが出るため脱力感がある
  • お皿やコーヒーカップなどを持つと力が入らず物を落としやすい
  • 手の指や手首の腫れ
  • 肘関節の運動制限が起こることは少ない

 

いくつ当てはまったでしょうか?

 

上記の動作で支障があっても、その痛みの程度は人それぞれです。

次に、痛みのレベル別での鑑別方法を解説します。

 

 

 

レベル別で見る、痛みの状態

 

 

 

スポーツ時における、痛みのレベルは3段階に分かれます。

 

□軽度→スポーツ等のプレー中は痛みはないが、プレー後に痛み出す状態

□中等度→スポーツ等のプレー中にも痛みがあり、プレーに支障がある状態

□重度→スポーツでのプレーは痛みが強くできない状態で 日常生活にも支障が出る状態

 

スポーツの時だけでなく、日常生活でも痛みが誘発するケースはあります。

次に、痛みの調べ方として簡単なチェック方法をお伝えします

 

 

 

チェック方法

 

①手のひらを下に向けて 肘を伸ばした状態で、手首を上にそらす動きをする際 手首を反らさせないように抵抗をかけて 肘の外側部分に痛みが出るか 確認します

 

 

 

 

②肘を伸ばし手のひらを下に向けた状態で椅子やカゴを持ち上げる事で肘の外側に痛みが出るかを確認します。

 

 

 

 

③肘を伸ばした状態で手のひらを下に向けその状態から中指を上に反らそうとし痛みが出るか確認します。

 

 

 

治療方法

まず、この症状は保存療法でほぼ改善することが多いです。

テニス肘・ゴルフ肘になった直後は痛みを起こす動作は極力控え 安静にすることが大切です。

また、湿布や軟膏を使用もOK。

 

 

何もしなくても痛みがひどい場合は、電気治療や痛みのある外側の部分を氷などで冷やす必要があります。

痛みが落ち着いてきたら、筋肉の治療や温熱療法に切り替えていきましょう。

改善が徐々に見られたならばストレッチや筋力強化をはかり、筋肉や腱の柔軟性をあげるよう促します。

 

 

スポーツ活動に復帰する場合、スポーツ中は当分の間エルボーバンド(テニス肘用バンド)などを使用して肘の筋肉の付着部へのストレスを軽減させる工夫が必要です。

 

治癒するまでに数ヶ月から半年以上かかる事がある為、出来るだけ過度な手の使用を控える事が大切です。

なかなか良くならない場合ではステロイドを腱内注射をすると言う例もあります。

 

〈覚えておきたいこと〉

このテニス肘・ゴルフ肘は再発させないことと、予防をしっかりとする事が大切になってきます。

スポーツをする場合再発を繰り返しやすく、その原因として腱の劣化、筋組織の弱さ、関節の柔軟性の低下、反復動作の負担の多さ、間違った使い方など色々な事が関係しています。

 

 

 

当院での施術

当院では上記のステロイド注射などでなく、負担のかかっている筋肉や腱に対してのアプローチ、ストレッチや使い方の指導などを行っています。

まず、痛みの動作や場所の確認をさせてもらい 特にどの動作や動きで 肘のどの部分に痛みが出るかをみていきます。

肘の外側といっても真横なのか少し上の部分かなど 少しの痛みの場所の違いで 負担のかかっている筋肉が変わってくるので詳しくみていくことも必要です。

 

どの筋肉に負担がかかって痛みが出ているのか判断した後に重要なこと。

それは、痛めている部分だけではなく動き方に支障を出している部分や痛みを誘発しているクセがついている筋肉へのアプローチも行う事です。

 

そうすることで 痛みが出る同じ動きをした際にも負担のかかり方が変わってくるので 再発防止にも繋がります。

また、電気治療もありますので 症状にあった電気をあて筋肉や腱の柔軟性を出していきます。

 

 

 

 

 

当院での施術だけではなく、スポーツ後や家でのセルフケア方法も施術後にお伝えさせてもらいます。

余裕がある時は家でもケアをしてもらうと治療の効果も長く続きしやすくなり、痛みの回復もしやすくなります。

その結果、スポーツを行う上で痛みを気にせずプレーが出来るのでパフォーマンスの向上も期待できるでしょう。

 

特に運動されてる方は ”痛みが無くなるまで練習や試合には行かないで”と言われるから病院などには行かないと言うお声も聞くことがあります。

私たちは出来るかぎり制限なく生活を過ごしてもらいたいという思いです。

よって、症状によってはテーピングなどを行いなるべく痛みを最小限に抑えて練習や試合に調整出来るようサポートさせてもらっています。

 

部活やサークル、趣味の運動での痛みなどでお困りの方はお気軽に当院までご相談下さい!!

 

 

 

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