【10月は危険!?】季節の変わり目によるギックリ腰
10月が到来し、日が短くなり、空気も冷たくなりつつありますね。
こんな季節、突如として襲い掛かるあの痛みに、ご注意はお済みでしょうか?
そう、それは「ギックリ腰」。特に10月の朝にそのリスクが高まると言われています。
実は、ギックリ腰は、俗に「魔女の一撃」とも呼ばれています。
その名の由来は、突如として激しい痛みが訪れるその特徴から、まるで魔女が魔法で一撃を加えたかのように感じるためです。
この名前だけでなく、その発生の多さからも、どれだけ多くの人々を苦しめているのかが伺えます。
厚生労働省の統計によれば、10月の朝、特に季節の変わり目にはギックリ腰の発生率が高まることが示されています。
では、何故10月になるとギックリ腰が起こりやすくなるのでしょうか?
10月にギックリ腰が起こりやすい特徴
気温の変動
10月は季節の変わり目として、一日の中でも気温の変動が大きくなります。
朝晩の冷え込みと昼間の暖かさのギャップに、体がついていけないことがギックリ腰の一因と考えられます。
筋肉の冷え
朝、体がまだ温まっていない時に急な動きをすると、筋肉や関節が冷えている状態での動作となり、負荷がかかりやすくなります。
これがギックリ腰のリスクを高めます
日常の動きの変化
10月に入ると、冬に向けての準備や、体調を崩さないようにと体を大事にしようとする動きが増えるかもしれません。
しかし、突然の重い荷物の持ち上げや、不慣れな動きは、ギックリ腰の原因となり得ます。
ギックリ腰は、突然の痛みとともに日常生活に大きな支障をもたらします。
10月、特に季節の変わり目には、普段以上に体の動きや気温の変動に気をつけることで、そのリスクを減少させることができるでしょう。
日常生活でのちょっとした気を付ける点や、適切なウェアの選び方、そして体操やストレッチなど、多くの対策が存在します。
では、詳しい対策を次に説明していきたいと思います。
冷えとギックリ 腰寒くなる前の注意点
まず、ギックリ腰とは何でしょうか?
一般的には腰を痛めることと認識されていますが、正確には筋断裂を指します。
急な動きや負荷により、腰の筋肉が裂けることで強烈な痛みが発生します。
冷えると、筋肉は収縮し、柔軟性が低下します。この状態で急な動きをすると、筋肉は伸びきれずに裂けやすくなるのです。
特に、冷え込む朝や寒い日は注意が必要です。
日常生活での予防法:ギックリ腰を遠ざけるシンプルな方法
ギックリ腰を避けるためには、日常生活でのシンプルな予防方法が数多く存在します。
以下、その主要なポイントを紹介いたします。
・姿勢を意識する
姿勢が悪いと、腰に負担がかかります。
正しい姿勢を維持することで、腰への負担を軽減し、筋断裂のリスクを低下させることができます。
・日常の動きをゆっくりと
急な動きやねじり動作は、筋肉への負荷が大きくなります。
特に寒い時期、動作はゆっくりと、そして丁寧に行うことが大切です。
・ストレッチや温活を取り入れる
朝のストレッチや、腰を冷やさないための温活(温かい飲み物の摂取、温かい服装など)を取り入れることで、筋肉の柔軟性を維持し、ギックリ腰のリスクを下げることができます。
・体を冷やさない
冷えると筋肉は硬くなります。
暖房を適切に使用したり、重ね着をするなどして、体を冷やさないように注意しましょう。
まとめると、ギックリ腰は筋断裂によるもので、冷えが大きな原因となります。
日常生活での予防法はシンプルですが、これらを実践することで、冷え込む季節も安心して過ごすことができるでしょう。
みなさんも、この冬、ギックリ腰を迎える前に、予防策を取り入れてみてはいかがでしょうか。
まとめ
このようにギックリ腰は誰でもなりうるリスクがあります。
しかし、その一方で発生するリスクを軽減させることもできます。
洛西中央整骨院では、ギックリ腰の予防として筋肉の深層部からアプローチする「トリガーポイント療法」を行なっています。
強い症状が出る前に筋肉に柔軟性を出すことで、ギックリ腰の症状を最小限に抑えることができます。
また、ギックリ腰が発症した方に対しては早期に社会復帰できるようテーピング療法や歪みの矯正を行っております。
突然の症状にお困りの方は一度、当院へご相談ください!