【腱板損傷】肩の痛みはインナーマッスルが原因!?
このようなお悩みはありませんか?
- パソコン作業中、痛みがひどくなり集中力が散漫になる
- 夜、肩の痛みで眠りが浅く、朝すっきりと目覚められない
- 長時間運転していると肩が重く感じ、運転がつらい
- 重い荷物を持つとき、肩に「ピキッ!」とした痛みが走る
- 座って読書や映画を楽しんでいるときにも、肩の痛みでリラックスできない
- 家事をしていると肩が固まり、掃除や洗濯などの動作が辛くなる
- 長時間スマートフォンやタブレットを使うと、首から肩にかけて痛みが走る
- 休日のショッピングでも、肩の重だるさで楽しめない
- 痛みが強まると頭痛も引き起こし、薬が手放せない
謎の痛み、肩こりの正体とは?
それは突然やって来ます。
長時間のパソコン作業、または運動後、あるいはただ椅子に座っているだけで、そこに現れるのが“肩の痛み”。
なんとなく起きてしまう、それが肩の不快感の一般的なイメージかもしれません。
しかし、その原因はもっと深いところに潜んでいるのです。
肩の痛みの主な原因の一つは、普段あまり意識しない「インナーマッスル」、肩周辺にある特定の筋肉群の損傷にあります。
この筋肉群は、私たちの姿勢を支え、体のバランスを保つ役割を果たしています。
そこに負荷がかかりすぎると、肩の痛みや疲労感を引き起こします。
なぜこの筋肉群に過度の負荷がかかるのでしょうか?
その答えの一つが「姿勢の悪さ」です。
パソコンやスマートフォンを見下ろす姿勢、背筋を伸ばさない座り方、頭を前に突き出した歩き方…。
これら不自然な姿勢を続けることで、インナーマッスルに余計な負荷がかかります。
そして、これらの負荷が続くと、筋肉は次第に疲労し、損傷していきます。
これが肩こりの痛みに繋がるのです。
実は肩こりは、身体からの「姿勢を見直してほしい」というサインなのかもしれません。
では、具体的にどの筋肉群が関与しているのでしょうか。
それが「腱板」です。腱板とは、何かと言うと…次の章で詳しく説明します。
この腱板の損傷と、それによる肩こりの深い関連性を理解することで、あなたの肩・首の痛み解消への道が開けるかもしれません。
あなたが知らない肩の痛みの黒幕、腱板って何?
肩の不快感の元凶、それは私たちの体の奥深くに隠れた「腱板」にあります。
その名前を聞いたことはありますか?それとも初耳でしょうか?
腱板は、肩の関節を安定させ、動作をサポートするための筋肉群で、私たちの日常生活の中で非常に重要な役割を果たしています。
さて、腱板は具体的には何から成り立っているのでしょうか。それは、以下の筋肉です
・棘上筋
・棘下筋
・小円筋
・肩甲下筋
の4つの筋肉から成り立っています。
これらの筋肉は一緒に働き、肩関節の動きをスムーズにし、同時に関節を守る役割を果たしています。
これら4つの筋肉の中でも、特に「棘上筋」は肩・首に関する痛みの大きな原因となることがあります。
棘上筋は、肩甲骨の上部から腕を通り、肩関節の上部につながっています。
この筋肉が弱まると、肩関節が不安定になり、結果的に肩こりを引き起こす可能性があります。
また、棘上筋は、他の3つの筋肉よりも痛めやすい傾向にあります。
なぜ棘上筋が痛めやすいのかと言うと、それは私たちの日常生活の動きや姿勢に大きく関わっているからです。
例えば、パソコン作業で前かがみになる、重い荷物を持つ、あるいはスマートフォンを長時間見続けるといった行動は、棘上筋に過度のストレスを与えます。
このストレスが蓄積されると、肩首の症状を引き起こしてしまいます。
腱板、特に棘上筋に対する理解は、肩こりを克服するための第一歩です。
この隠れた肩こりの黒幕を知ることで、その解消への道筋が見えてくるでしょう。
次回は、この棘上筋をどのようにケアすべきか、具体的な方法について詳しく説明します。
予防策はこれだ!肩こりを撃退する生活習慣
さて、ご存じのように肩周囲の大敵、腱板は「棘上筋」「棘下筋」「小円筋」「肩甲下筋」の4つの筋肉から成り立っています。
そして、これらの解消の鍵は、上記の筋肉を日々鍛えていくことにあります。
まずは「小円筋・棘下筋」の筋力訓練から始めましょう。
これらの筋肉は、腕を外側に回す動きをサポートします。
筋力強化の方法としては、座ったままで腕を体側に沿って肘を90度に曲げ、手にダンベルを持ち(またはダンベルがなければ水の入ったペットボトルでも構いません)、腕を外側にゆっくりと回す運動が効果的です。これを1セット10回、日に2~3セット行うと良いでしょう。
次に「肩甲下筋」の筋力訓練です。
この筋肉は腕を内側に回す動きをサポートします。
これも座ったままで同様に腕を体側に沿って肘を90度に曲げ、手にダンベルを持ち、腕を内側にゆっくりと回す運動を行います。これも1セット10回、日に2~3セット行うと良いでしょう。
そして最後に「棘上筋」の筋力訓練です。
棘上筋は腕を前方に上げる動きをサポートします。
立った姿勢で腕を前方に伸ばし、ダンベルを持ってゆっくりと上げ、ゆっくりと下げる運動が効果的です。これも1セット10回、日に2~3セット行うと良いでしょう。
しかし、筋力訓練はあくまで一部であり、適度な休息、バランスの良い食事、ストレス管理も同様に重要です。肩こりの解消は、全体的なライフスタイルの改善から始まるのです。
自分の体を知り、ケアし、鍛えることが、健康的な肩への道のりを短くするのです。
洛西中央整骨院での施術法
予防策として筋力強化は非常に大切です。
しかし、それでも痛みに悩まされることも珍しくありません。
早期改善のためには、専門的な施術が必要になってきます。
洛西中央整骨院では一人ひとりの状態に合わせて、施術を選択します。
痛みを構成する原因は大きく分けて「筋肉」「関節」「神経」のトラブルです。
筋肉の問題に関しては深層部の筋肉をアプローチするトリガーポイント療法。
関節部や神経系統の問題の場合は、専門の機械を用いて症状の解決にあたります。
もし、あなたがマッサージなどで痛みを解決しようと努力していたのなら、ぜひ当院にご相談ください。
きっと、お力になれると思います!